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導入事例:

きたの耳鼻咽喉科クリニック様

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●ご施設名:きたの耳鼻咽喉科クリニック(www.kitano-jibika.com

●所在地:〒380-0921 長野県長野市大字栗田2081

●電話番号:026-224-1187

●診療科:耳鼻咽喉科、アレルギー科、頭頚部外科

●導入機器:Titan(タイタン)Affinity Compact(アフィニティーコンパクト)

 

医療機器認証番号: 224AABZX00118000(Titan)

医療機器認証番号: 302AIBZX00013000(Affinity Compact)

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Q: 今までの医療従事者としての歩みとキャリアについて、またなぜ新規開業されたか教えてください。

学生時代に実習で就いた先生がとても勢いのある面白い方でした。その先生と出会い耳鼻科に対する興味が大いに強まりました。もともと私は小学生の頃この辺りに住み、近くの耳鼻科にずっとお世話になっていたので、私にとって耳鼻科は身近な存在でした。耳鼻科医になるきっかけとしてはこれらの要素が強かったと思います。勤務医時代には主にアレルギーや頭頸部腫瘍に携わっていましたが、大学院では信州大学耳鼻咽喉科の得意とする耳科領域についても学ばせて頂きました。


元々将来的にいつかは開業しようと思っていました。そのような中、耳鼻科医になったきっかけでもあった開業医の先生が引退されるお話があり、エリアを引き継ぐ形で開業準備を開始しました。本来であればもう1~2年早く開業する予定だったのですが、世の中がコロナ禍となり、コロナに対応できるように建物も含めて基礎から計画を変更しました。生まれは松本ですが、小学生の頃育ったのがこの辺りでした。今は自分が通っていた小学校の学校医を務めており、このエリアに帰ってきたという思いです。

 

このホームページ(www.diatec-diagnostics.jp)は、弊社の販売する製品やサービスに

関する情報を、医療関係者(医師・看護師・医療機器販売店等)の方に提供することを

目的として作成されており、一般の方への情報提供を目的としたものではありませんのでご了承ください。

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Q: ダイアテック製品をご採用いただいた理由や決め手がありましたら教えてください。

A: タイタンもアフィニティーコンパクトもそれぞれの機器で複数の検査ができ、省スペース且つ低価格であることが決め手となりました。

まず開業された先生方の内覧会でタイタンを知りました。ティンパノメトリーもOAE検査もできて小型な上、パソコンがなくてもスタンドアローンでも使えることに驚きました。現状、OAEの検査機器があるクリニックは長野県にはあまりありません。ティンパノメトリーまではできてもOAE検査機器を持っているのは特別なクリニックという感じです。タイタンはその両方が一台に組み込まれていて値段もそれほど高くありません。


その後開業しようと思った時に、アフィニティーコンパクトのPR動画やウェビナーを見て、精度の高い自動マスキングなど先進的な部分と本当にコンパクトな点に興味を持ちました。アフィニティーコンパクトの機器本体は小さくて補聴器適合検査もできるのに低価格であると感じました。特に当クリニックは長野駅直近であるため、長野県の他のクリニックと比較すると機械を置くスペースもそれほどありません。そのため、なんとかしてこの狭く限られた空間で補聴器適合検査もできるような仕組みを作りたいと思った時に、このコンパクトなアフィニティーコンパクトを見つけました。タイタンもアフィニティーコンパクトもそれぞれの機器で複数の検査ができ、省スペース且つ低価格であることが決め手となりました。

アフィニティーコンパクトはパソコンで操作するので、最初は使い辛い印象を持ちましたが、むしろワイヤレスキーボードも使えるためかえって発展性があることに気づきました。そしてハーフサイズの防音室でもワイヤレス接続を工夫することにより希望通りの仕組みが作れると確信しました。従来通り検査者が外にいて被検者が中にいても、また両者が防音室の中にいる場合でも検査ができ、更には補聴器適合検査もできることが分かりました。これらすべてをハーフサイズの防音室でイメージ通りに実現可能であるため結果的に他に選択の余地はありませんでした。

 

 

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Q: タイタンとかアフィニティーコンパクトの設置で工夫した点はありますか?

A: 両機種共にPCベース型なので院内LANを活用し、ワイヤレス化を進めてコードの数を減らすことができました。

場所的な制約がある中で実現したいことがいくつかあり、これらすべてが可能な方法を考えたらタイタンとアフィニティーコンパクトしかありませんでした。また、両機種共にPCベース型なので院内LANを活用し、ワイヤレス化を進めてコードの数を減らすことができました。

もともと想定されていない構成についても、ダイアテックさんは協力的に一緒に取り組んでくれたので大変助かりました。パソコンやモニターの機種選定においてもこちらの要望に合わせてご提案いただき、希望通りに設置することができました。

 

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    機器本体(タイタン/アフィニティーコンパクト)とノートPCは防音室外に設置し、モニター、キーボードおよび音場用スピーカーを防音室内に設置

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    キーボードは防音室外のノートPCとワイヤレス接続し、モニターは防音室外のノートPCとHDMIケーブル接続により拡張表示

     

     

     

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    防音室内からも外部に設置された機器本体を操作可能

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    被検者が防音室の中、検査者が防音室の外にて聴力検査を実施

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    防音室外に設置された機器本体を防音室内からも操作できるため、検査者/被検者共に防音室内にて聴力検査が可能

     

     

     

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    タイタンを使ったティンパノメトリー検査は機器本体またはPCからの操作も可能

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Q: 今後新規開業される方へメッセージやアドバイスはありますか?

新規開業するまでにはさまざまなハードルがあると思いますが、実際に開業すると地域の方々が私の思っている以上にとても喜んでくださいました。地域に耳鼻科ができたのでそこを盛り上げたいというようなお言葉を頂くこともあります。その思いに何とかして応えたいという気持ちをもって日々の診療にあたっています。

病院勤務の時と比較して、より近い距離で患者さんや地域を感じられるのはひとつの醍醐味だと思います。手術など高度なことは病院勤務の時より制限されるため、その点を悩みに感じる方もいらっしゃるかもしれません。ただ、地域と一体になって何かするというまた別の観点での面白さがあり、今までにない充実を味わえるのが良い点だと思います。