新生児聴覚スクリーニング検査装置イージースクリーン用「スナッププローブ(SnapPROBE)」の販売開始について

2021年11月1日


ダイアテックカンパニーは11月1日より、メイコ社(ドイツ)製の自動ABR、DPOAE、TEOAE検査が可能な新生児聴覚スクリーニング検査装置イージースクリーン用の「スナッププローブ(SnapPROBE)」を販売開始いたします。

新生児聴覚スクリーニング検査には、電気生理学的(ABR)および生理学的反応(OAE)を記録できるような、複雑で繊細な技術が必要です。また、OAE検査では新生児の外耳道へプローブを挿入して検査をしますが、新生児の外耳道は非常に小さくて細いため、適切なプローブ挿入を実現するためにはプローブも非常に小型で軽量でなければなりません。さらに、新生児の外耳道内には、耳垢や胎脂が多く付着しており、それらが繊細な機器に侵入すると正常な動作を妨げてしまう原因となります。

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「スナッププローブ(SnapPROBE)」はまさにこれらの課題を解決するために設計・開発されたプローブです。スナッププローブの表面は滑らかで、専用のイヤチップも2種類の小型サイズを用意していますので、新生児の外耳道内へスムーズに挿入していただけます。プローブの正しい挿入は、刺激音の安定性を高め、測定時のノイズを低減するため、信頼性が高く、正しい検査結果を得るためには非常に重要です。

 

「スナッププローブ(SnapPROBE)」には、プローブ本体に耳垢が直接侵入しにくいような工夫がいくつか施されています。まずは、プローブチップとイヤチップを一体にした専用の使い捨てイヤチップを取り付けて使用することで、耳垢を直接プローブ本体へ侵入させることを防ぎます。また、専用イヤチップには3つの開口部があり、プローブ本体へ直接耳垢が届かないような造りにもなっています。そして、プローブ本体には音孔が3つあり、そこには補聴器でも用いられている耳垢フィルターが組み込まれていますので定期的な交換を行うことによって、プローブの耳垢詰まりを防ぐことができます。

 

さらに、従来のプローブでは先端部の定期的な清掃が必要でしたが、「スナッププローブ(SnapPROBE)」では先端部が使い捨てのため、イヤチップを廃棄するだけで面倒な清掃は必要なくなりました。また、使い捨てのため衛生的で、二次感染も予防できます。臨床現場における衛生面の要求にも対応しており、メンテナンスの手間も省けます。

 

スナッププローブ(SnapPROBE)の特長

  • 新生児聴覚スクリーニング検査でより最適な音響性能を確保
  • 専用イヤチップの取付け・取外しが簡単
  • プローブ先端部が使い捨てのため感染症対策を強化
  • 最小限のプローブ清掃で手間が省き、時間を節約
  • 交換可能な耳垢フィルターによって繊細なプローブ本体を保護し、耐久性を向上

 

●仕様:

  • 対象検査:DPOAE、TEOAE、自動ABR
  • ケーブル長:120 cm
  • 重量:20 g(ケーブルを含む)

 

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